外国人嫌いで閉鎖的、伝統を大切にする単一民族国家。そんなイメージを持たれている日本は、海外の反移民的、あるいは保守的な人々にとって、自分の国のあるべき姿と度々引き合いに出されます。
世界的に反移民感情が高まる中、海外の反移民アカウントは、日本で移民が騒ぎを起こすと、見ろ!あれだけ閉鎖的な日本ですらこうだぞ?開放的な俺たちの国はどうなると思う!?っと騒ぐのは良くあることです。
その際のネタである画像や動画が日本ですらないことも良くあります。
今回は9月1日にXに投稿されて盛り上がっていた動画を紹介します。
Knife wielding immigrants cause chaos in Japan with Japanese people watching in shock. May God save Japan from this apocalypse. pic.twitter.com/8DZzRuriAC
— RadioGenoa (@RadioGenoa) August 31, 2024
ナイフを振り回す移民が日本で大混乱を引き起こし、日本人は衝撃を受けながら眺めている。
神よ、日本をこのアポカリプスから救い給え
以下海外の反応
かつて単一民族だった国に他民族主義が導入されると、混乱と先住民文化の消去が起こるだけだ。
そもそも日本が移民を受け入れていたことに驚いた。日本の移民法は非常に厳しい。
日本は国際的な圧力に屈したのか?日本はヨーロッパで何が起きてたか知っていたはずなのに
↑ アメリカの圧力だよ
↑ バイデンが日本を排外主義者と呼び、後進国からもっと多くの移民を受け入れるよう要求した
↑ ブルーカラーの労働を選ぶ新しい地元の若者がいないんだよ。国際的な圧力とは関係ない。史上最低の出生率なんだ。
↑ 日本でもこんなことが起きていると知って少しショックを受けいてる
日本は自分自身にこんなことをするべきじゃない。第三世界を輸入する国は全て大混乱になる。
↑ 私は日本人です。日本人の大半は政治的、社会的問題に無関心です。だから危機感が欠如している。
日本は多文化主義を避けてきたのでは?
↑ 数年前、出生率の低下を理由にさらに移民を受け入れたんだ。明らかに彼らはもっと選別すべきだ
↑ バイデンが圧力を掛けた
↑ 彼らはヨーロッパのパスポートで日本に来る
↑ 安倍晋三が暗殺された理由はただの一つだけだ
日本を救うためには後進国からの受け入れを止めればいい。
日本は移民を受け入れたりしないと思っていた
↑ 移民拒否派の安倍晋三の後継者は移民推進派だ
これからは普通の観光客、つまりgaijinも皆白い目で見られることになるだろう
最後のコメントは興味深いですね。日本で白人が暴れたとして、日本人がそんなに怒ってなくても外国人が日本を避けることもありうる。観光業が持て囃されている今、大きな問題です。
日本人が移民への差別を止めれば皆ハッピーなんて単純な話でもないようです。
受け入れたのならば共存できなくてはならない。左派の、移民を擁護するだけの政策ではダメそうです。
かといって移民ダメ絶対と保守的な意見もどうなのでしょう。工場を回れば外国人だらけです。
そしてこれは、ちゃんと日本での権利に気を使ってくれる外国人専門の派遣会社から来ていることも関係しているのかもしれませんが、私の見聞きした限り、彼らの多くは日本へ定住するつもりなんてありません。金を貯めて故郷で商売をしたいのです。
金が貯まったからとあっさり工場を辞めたベテランのベトナム人(日本語ペラペラ、若い)を、正社員にすると言っても引き留めることが出来ず頭を抱える中小企業を見たことがあります。
でも日本にとって都合のいい外国人と都合の悪い外国人を選別するなんてすごく非難されそうですよね。
皆さんはどう思いますか?